治療経過〜頭痛・顔の歪み〜

細野クリニック 鍼灸師 菊地です。

鍼灸師になり早10年、PANセラピーに携わり4年が経ちました。

治療をさせていただいていると、身体の変化や反応の出方は100人いたら、本当に100通りで勉強、勉強の毎日です。

身体の調子が悪い、という時は必ず身体のバランスが崩れています。左右のバランスチェックや動きをみたりと大体は外見のみの情報で判断されがちですが、私たちはさらにレントゲンを撮影し医学的根拠を基に、より正確に判断することができます。

それが、当院で行われている骨格アライメントドックとなります。

PANセラピーを始める前に必ず検査をさせていただきます。

身体の動きに変化がありバランスも良くなってきた方は比較として、目安は20回〜くらいか1年後にもう一度骨格アライメントドックを行います。

−患者情報−

20代 女性

仕事:医療事務・デスクワーク

症状:

#顔の歪み 口が曲がっていると言われる

#頭痛もち

#身体の浮腫み コンタクトしたまま寝ることもあり眼が重い

#O脚

骨格アライメントドック〜治療前〜

今回は[頸椎の正面]から、体幹と顔の位置関係を見ていきます。

背骨に沿って(見えづらいですが)黄色く線で結んでいます。

私たちの考える真っ直ぐとなる基準は

①鼻中隔

②軸椎(第二頸椎)

③背骨の棘突起ライン

この3点が揃っているか確認します。

赤く囲んでいるラインが現在の①②の位置になります。

第1〜2胸椎あたりから基準となるセンターラインを引くと見た目でも鼻や軸椎は大きく左に軸ずれが起きていることが分かるかと思います。

顔の面積も右に比べて左が大きく見えます。

頭は5〜7kgくらいの重さがあると言われていますが、まずはこの体幹と顔のセンターラインが揃っていないと支えている頸や肩にかかる負担が大きくなります。

当然、軸ずれのある位置から骨本来の正しい動きができなくなるので関節可動の制限がかかります。

動画で動きをチェックしてもシルエットの動きのわりに、連動して骨が動いていないことがわかりました。

この骨格アライメントからも、ご本人の気にされている顔の歪みが強い、ということは想像できるかと思います。

このようなポジションの軸ずれによる筋緊張や関節可動域の減少をPANセラピーで改善していきます。

骨格アライメント 比較

(治療前)

(治療後)

20回治療したところで骨格アライメントドックをさせていただきました。

今回は分かりやすく変わった[頸椎正面]をお見せしたいと思います。

左に大きく軸ずれしていた①の鼻中隔や顎の中心も頸椎の棘突起に沿ってセンターラインが揃っているのがお分かりでしょうか。

ポジションが正しい位置に入ることによりまだ問題はあるものの、動きをチェックすると頸椎の可動も広がってきています。

週に3〜4回あった頭痛も最近はほとんどなくなり、痛み止めのお薬も服用することが減ったそうです。

また、家族から口の曲がりが減ったね、と言われたとのことです。

O脚に関してもほとんど気にならない程度にまで改善されました。

ご本人としては痛みや何よりも顔のバランスが良くなったこと、治療をすると目が大きくなる!と喜んで頂いています。

骨盤など合わせて、全体のバランスを比較してみると、今回のように動いている部分、まだまだ動きの悪い部分や治していく箇所が明確になっていくので、さらに健康レベルを向上させていけたらと思います。

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