整体とマッサージ

細野クリニック

鍼灸師菊地のブログです。

「整体やマッサージに通っても良いですか?」

とPANセラピーの治療を受けた後に質問される患者さまがいらっしゃいます。

PANセラピーを受けていれば骨格が正しい位置にアライメントされるので、筋肉の緊張が解れ、左右のバランスが同じくらい動くようになり、身体も軽くなっているので本来であれば通う必要はありません。しかし、従来のイメージの強さなのか長くじっくり人の手で揉みほぐしてもらえれば気持ち良いし、身体がよりほぐれると考えている方が多くいるように見受けます。

しかし、何時間も揉んでもらえたから身体が治るとは限りません。

私も以前、90分のオイルマッサージを受けた時にたまたまその時間に他のお客さまがいらっしゃらなかったという事で、サービスで結局150分位マッサージをしてもらいました。マッサージをやってもらっているはずなのに同じ体制で苦しかったり、ほぐされ過ぎているような、、終わったあとはスッキリしたのか、疲労しているのか、訳がわからない状態でした。

「時間を多めに施術させていただきました。」と施術者から恩に着せられている感…その後の予定も無かったのでまだ良かったですが予定があったら大変な事になっていたなぁなんて思った記憶もあります。また来てもらいたいサービスだったと思うのですが、逆にありがた迷惑でした。長ければ気持ち良く身体に良いという事ではないのです。

・整体とマッサージの違い

マッサージをしてもらいたい、となった時に色々あり過ぎてどこを選んだらいいのか迷いますよね。ジャンルも色々、何が良いのか、身体に効くのか、担当してくれる人は上手いのか下手なのか、不安が付き物です。整体とマッサージ、似て非なるものですがそもそも整体とマッサージは何が違うのだろうと疑問を抱く方も少なくないかと思います。細野クリニックのPANセラピーは整体でなければマッサージでもない新しいジャンルの治療なので質問される方はほとんどおりませんが、私が鍼灸マッサージ院にいた頃はよく聞かれる質問でした。

整体師

整体は骨格を矯正してバランスを整えることにより、筋肉や内臓の働きを本来の状態に戻す施術となります。

整体師は民間資格であり講習や通信での資格取得となります。短期間で簡単に資格を取れてしまうので医学的な知識がないまま施術をしていたり、中には無資格のまま整体院を開業している場合などもあり見極められないと危険を伴う事もあります。

首や背中をボキボキと捻ったりしている整体院では、骨格が歪んでしまう可能性があるので、今後の人生を揺るがし兼ねないかなりのリスクを背負うことになります。

あん摩マッサージ指圧師

それに対し、あん摩マッサージ指圧師は国家資格になります。3年間専門的な知識と技術を専門学校や大学(大学は4年間)で習得し卒業したものでないと受験資格がありません。また、あん摩(中国)、マッサージ(フランス)、指圧(日本)とそれぞれ発祥した国や手技等に違いがありますが組み合わせて施術される事が多いです。

・PANセラピー

PANセラピーはマッサージなどの指での治療が、医療機器を使った振動刺激(共鳴振動)で短時間で効果的に骨格をアライメントします。コリをほぐしている、というよりも骨格を正しい位置にする事により神経の働きが解放され、それにより筋肉の緊張も緩和された結果、コリもほぐれる、ということになります。

「じゃあ、やっぱり整体でコリはほぐさない方が良いですか?」

と聞かれる患者さまがおりました。整体やリラクゼーションでは腰が痛いときには腰、肩なら肩、と痛い部分しかみてもらえません。若しくはお客さまの中でも痛いところだけ触って欲しいとおっしゃる方も少なくありません。やってもらっている時は気持ち良いかもしれませんが実は根本的なところはなんの解決にもなっていません。腰が痛いと言ってもその原因は腰だけにあるとは限らないのです。どのような症状に対しても悪さをしている根本的な部分を全身を診て探していくのです。そして”その場限りの気持ち良い”ではなくその方自身の自然治癒力を引き出すことがPANセラピーの治療目的となります。

整体との違い

さらに、整体やマッサージとの大きな違いは治療の前に頸部と腰部のレントゲン・透視撮影を行います。痛みなどの主訴に対する原因がどこに出ているのか、レントゲンを見ることによって医学的根拠を基に治療していくことができます。

振動の刺激量や強さはその方の身体の緊張具合に合わせて機械が計算して決めてくれるので、やり過ぎてしまう心配がありません。例えば、マッサージをしてもらっている時に物足りなくてもっと強くしてもらったり、逆に身体の緊張が強くて固いために強く揉まれてしまった翌日には揉み返しのような症状が出てしまい、余計身体が痛くなってしまう事がありますよね。

共鳴振動は骨を0,数ミリ単位動かしてくれると言われています。動きの悪い骨に振動刺激を与え、遊びができたところで連続して10回反応すると機械が止まるようになっています。人の手では、なかなか感覚としてよみとりづらい反応をこの機械ではよみとってくれるので、安心して受ける事ができるのです。

歪んでいるから痛いのか?

レントゲン上で骨格に歪みがみられているから痛みが出ているわけではありません。ただ、痛みなどの主訴で調子が悪く来院される患者さまには決まって骨格が歪んでいる事が多いのです。骨格の歪みが原因で痛みやすかったり、アレルギー体質を元々持っていらっしゃる方は身体に不調を生じやすく、マッサージやリラクゼーションを受けても結局その場限りの気持ち良さで終わってしまいます。それは、歪みによって神経の働きが阻害され自分自身で治る力が弱まってしまっている事が大きな要因でもあります。同じようにレントゲン上で骨格に歪みがみられていたとしても比較的丈夫で身体はなんともないという方は、マッサージだったりリラクゼーションのような揉みほぐしだけでも疲れや痛みが取れます。なかなか、自己での判断は難しいところです。揉みほぐしを受けても身体の改善がみられない場合は骨格治療を視野に入れて頂けたらと思います。

そろそろ花粉が飛び始めました。花粉症状がみられてきたら細野クリニック

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